毎年11月の最終日曜日に開催している、チームMimaty最大のイベント、MIMATAカップ。今年で11回となりました〜!場所は豊後大野 大野球場。
しかも今年の開催は11月30日、私ミマティーの誕生日〜(笑)。
42ちゃいになりました〜
本大会は、悪い意味じゃなくて、始めた当初からは参加してくれるチームも変わってしまい、自分の中で、大会そのものの目的すら分からなくなってしまい、
昨年の第10回大会を節目に、終了もしくは凍結するつもりでした。
しかし、
最近参加してくれるようになったチームの方々や、最近参加出来てなかったチームの方々からも、開催を楽しみにしてくれている声を聞き、
この大会は、我がチームの楽しみだけじゃなく、他のチームの方々の楽しみにもなっているのだと思うと、
とても嬉しくて、また新たな目的が出来た様で、開催を決めました。
それと、
今年は何より、キャプテン佑亮の存在が大きかった。
それは、
ちょうど半年前…
佑亮(ゆうすけ)は通勤途中にバイクで大きな事故に見舞われました。
約二週間程、こん睡状態の末、どうにか一命を取り留めました。
未だ入院中ではありますが、それから今日までの間、幾度もの手術と、治療と、リハビリを懸命に頑張り、この日やっと、事故以来初めて皆んなの元に顔を出しました。
この半年の間、
佑亮がいない事でのチーム内のまとまりの無さや、チームを一人で切り盛りする大変さも有って、第10回を区切りに閉幕する考えをチーム内に伝えました。チームのメンバーからは、うすうす感じる物が有った様で特別反対する声も上がりませんでした。
しかし、佑亮のお見舞いに行った際、佑亮からMIMATAカップを続けて欲しいという思いを聞かされました。
入院中の佑亮がチームの事を心配している。
『自分が行けないせんで…
MIMATAカップまでも…』
そんな風に佑亮に思わせてはいけないと思い開催を決意しました。
そして、
以前のブログで少し濁しましたが、11月の初め、佑亮にある課題を出しました。
始球式です。
毎年大会では、参加してくれるチームのお子さんやマネージャーさんなんかに希望をつのり、始球式をお願いしていましたが、今年は佑亮にやらないか?と提案しました。
その一番の理由は、
佑亮には、心配や迷惑を掛けたチームの皆んなに、野球が出来る元気な身体になって直接お礼を言いたいという気持ちが強く有りました。
しかし、それは容易なことでは無いという事に気付き始めていました。
元気な姿で皆んなを驚かしてやりたいと思っている佑亮に、チームと合流するステージを作ってやりたい。
それともう一つは、陰から佑亮のリハビリの姿を見て、
自分が言う事では無いと思いますが、
漠然とした目標よりも、何か目の前に届きそうなリアルな目標が有った方が良い様に思えた。
そして11月の初めに、佑亮の様子を見に行き、思いきって提案しました!
佑亮はとても喜んでくれ、
出来るかどうかまだ分からんけど、
リハビリの先生と相談して、出来ればやりたい!と答えてくれた。
そして大会の三日前、突然佑亮からのメール。
『ギリギリですが、外出 許可が降りました。条件はついてますが、、
今回 転倒、骨折するような事があれば現時点までの回復はまずないとの事。
'◇左側、松葉杖をつくか検討する事
◇転倒しないようそばに人がつきそう事
◇上半身で投げ下半身は動かさず、必ず右足は蹴りだしてはならない。
◇移動の際は松葉杖使用。
が、自分の担当に言われてる条件です。
始球式しか参加できませんが、今 出来る限りの力で魂を込めてボールを投げたいと思ってます。』
当日の天気予報は雨。
どうせなら実現させてやりたいが、今日までの間、リハビリの先生とカリキュラムを組んで、毎日練習してきたらしく、
もし実現出来なくても、この挑戦は意味が有ったのだと思った。
そして当日、、
ど真ん中に、渾身のストレート!
生きた球でした!
会場からは、大声援でした。
良かった。本当に良かった。。
大会は、、
雨の為、決勝戦はまさかのジャンケン大会でしたが、両チームの皆さん、盛り上げてくれてありがとう〜!
参加チーム
チームMimaty(大分)
チームBIRDY(佐伯)
Ryucars リューカーズ(大分)
ヴォッコイズ(佐伯/大分)
パトリオット(津久見)
の皆さん、本当にありがとうございます。
暖かい声援とご協力、お心遣いに感謝します!
パトリオットさん、初優勝おめでとう〜!
閉会式の前、
その日のMVPを決める為、監督会議を開いた。
MVPは、佑亮に決まりました。